中1の理科が地震の単元に入りました。
この単元では、地震の伝わる速度を求めることになるので、小学校の算数の速度がきちんとわかっていることが大切です。
ただ、セルモの生徒たちは、速度の計算で迷うことは殆ど無いので安心していたら、思いがけぬ伏兵が現れました。(笑)
それが、時間の計算(繰り下がりの引き算)です。
これまで、速度の計算の場合、所要時間が何分という感じで時間が与えられるケースがほとんどでしたが、地震の単元では、P波が伝わってきた時刻やS波が伝わってきた時刻などから、所要時間の計算が必要です。
例えば、震源から50Km離れたA地点で9時59分48秒にP波を観測し、100Km離れたB地点で10時00分08秒にP波を観測した場合には、P波の速度を計算するのに
10時00分08秒 - 9時59分48秒 =20秒
という計算をして、2点間の距離50Km/20秒=25Km/秒という答えを得ます。
ある生徒が、「先生、時間が引けません・・・」って
なるほど、時間の繰り下がりの引き算が上手くできなよいようです。
確かに、中3生の2学期に行う物理でも同じような質問をする生徒が例年1人はいますね。
今後は、この単元に入る時、時間の引き算大丈夫?って声掛けしなきゃいけないですね~
プロフィール
西尾 信章(Nobuaki Nishio)
個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長
愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。
趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当
他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き
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地域情報誌Sun+Go Clubに掲載している
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