今日は、東京で開催される塾長向けのセミナーに参加してきました。
会社員時代は、営業だったので出張も多く、週に何度も新幹線に乗って移動したころもありましたが、塾を始めてからは、基本出張することが無くなってしまいました。
ただ、最近新しい情報や、塾を良くするための情報などを積極的に取りに行こうと考えており、そうなると東京や大阪といった都市圏まで足を伸ばさないとなかなかいい情報を得ることができないんですよね。
今回も、私の師匠である中土井先生主催のセミナーということで、色々学べると楽しみに会場入りしたら・・・
セミナーが始まる前の、事例紹介の映像です。
今回、3名の塾長のインタビュー映像が流れており、「あれ?もしかしてこれって、先日オンライン(Zoom)を使ってインタビューされたやつ・・・?」って思ってたら、案の定、2人目のインタビュー映像が私のものでした(笑)
いや~照れますね・・・
そう言えば、インタビューを撮るとき、何に使うか聞いてなかったけど、まさか、こんな使われ方をするものだったとは・・・
セミナーでは、冒頭、中土井先生から、こんなお話がありました。
今は、多様性の時代です。いろいろな価値観を認め合う中で問われるのは、「自分とはなにか」です。
自分が無い状態、自己を確立できていない状態だと、他社の価値観に振り回されて生きることになります。
本当の多様性とは、まず前提として一人一人が自分のことを”自分で”認められる世界です。
つまり自分は自分、自分と他人は違うものであり、考え方も価値観も、目的もすべては他者と自分は別物であるということを認めることができていること。
多数派の意思や外部の価値観の押し付けに屈することもなく、自分を最後まで通すことができる自立性と、そのために行動することができる固い意志をもっていることにあります。
こういった思考を鍛える学問が「哲学」です。
今日、お話の中ででていた、哲学者の竹田青嗣さんの著書が、セルモにもありました。
正直、自分にとって、「哲学」は、馴染みの薄い学問でしたが、今日のお話を聞いて、もっと勉強したいなと思いましたね。
しっかり自分と向き合って、自分を確立する。
これって、受験を控えた中3生にも必要な経験だと思うんですよね。
進路という大きな選択をする際、人に頼るのではなく、自分できちんと考えることができるかどうか。
勉強する意味や、勉強方法なども、自分で考えてしっかりと意味づけできるかどうか。
その思考のヒントやアドバイスを送るのが、われわれ大人の役目であり、決して、こうしろと押し付けることではないと思っています。
保護者の皆さんも、自分の意見、価値観を押し付けるのではなく、お子さんの価値観に寄り添ってあげるよう、よろしくお願いいたします。
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