木、金は中学生のテスト当日で、早朝学習会を実施し、土日は、高校生のために塾を開けたので、日曜の夜はかなり疲れていました。

そんな時、ふと塾にあるDVDレコーダーの自動録画の作品の中に、昨年公開された、レディー・ガガ主演の「アニー・スター誕生」を見つけたので、再生してみたら・・・

レディー・ガガの素晴らしい歌声が！

こちらは、劇中のカントリースターに才能を認められ、ステージで初めて一緒に歌った曲、かっこいいデュエットです。

こちらは、突然愛する夫を失った悲しみを歌った「I'll Never Love Again」

POPなレディー・ガガしか知らなかったので、バラードを歌うレディー・ガガがとっても新鮮で、心に突き刺さってくるような歌声でした。

2017年の本屋大賞と、第156回直木賞をW受賞した小説「蜜蜂と遠雷」

小説も出版時に読ませて頂き、小説からピアノの音が聞こえるような気がする素敵な小説でした。

その作品が今回映画化されたので、公開すぐの今朝、観てきました！

小説のほうが、ピアノの音がする物語だったとすれば、映画は、まるでコンサートを見るような、2時間のピアノ協奏曲を聞いていたような見事な音楽映画でした。

4人のコンテスタントの性格の違いを、ピアノの演奏表現の違いで見事に表現していました。

若く才能あふれる3人の少し棘のあるような挑戦的な音に比べて、松坂桃李演じるサラリーマンピアニストの優しいタッチの演奏と、柔らかいカデンツァ。

誰も聞いてない場所で、即興で月をモチーフにメドレーを弾く若い二人の楽しそうなピアノ。

木曜からの疲れを癒やすには十分すぎるぐらい美しい映像と音楽で、「心の充電」をたっぷり行ってきたので、今日からはまた、テスト前の高校生相手に、しっかりサポートしていけそうです！