今日は、3連休の中日、日曜日ですが、テストまで2週間を切っていると言うことで、塾を開けています。
ただ、ほとんどの中3生は、昨日、入試対策講座で1日勉強したので、今日は、お休み~って感じですね。
そんな中、1人の中3生がテスト対策に来てくれました。
夏休みの最後に行った、全県模試の結果が、昨日帰ってきました。
生徒たちには、面談をしながらじっくり返却したいから、返却は一人づつねと伝えてあったので、まずは、その生徒と、模試を返却しながら面談しました。
中2までは、なかなかやる気に慣れなかった男子生徒です。
そのツケがたまっていて、やる気が出てきた中3の1学期も、内申は思ったほど上がりませんでした。
でも、そこでふてくされず、夏休みに一生懸命勉強を続けてくれたので、模試では、自分より10点も高い内申の生徒と同じ点数を取るまでになっていました。
逆に言えば、自分の実力に比べて、10点も内申が低いともいえます。
これでは、高校受験、特に公立高校の受験では大きく不利になってしまいます。
面談では、ここまで頑張ってきたこと、夏休みの努力が、結果になって現れていることを伝えた上で、2学期の中間テストで、学校の先生や、お父さんお母さんを驚かせてやろうぜ!と提案!
中間テストまで、10日以上あるので、内申の悪かった教科に関して、逃げずに、徹底的に勉強して回りのみんなが驚くような点数を取ろうと、はっぱを掛けたら、さすが男の子、ニコッと笑って、「はい!」と。
結局予定の2時間を大きく超えて、5時間以上苦手教科と向き合って取り組んでいってくれました!
もうひとりの高校2年生は、テストまでまだ3週間以上ありますが、これぐらいから準備を始めて行かないと高校のテスト勉強は間にあわないので必死です。
今日は、友達に借りたノートで、日本史の復習をしていました。
そこには、戦後の日本の総理大臣がずら~と並べられ、一人ひとりが、どんな総理だったか、その時の日本のニュースや、外交、政治的な動きなどが書かれていました。
自分が生まれたときの総理大臣は、佐藤栄作でしたが、映像や声での記憶は全く無いですね。
一方、自分が7歳の時に総理大臣なったのは、田中角栄です。
この人のキャラクターがとっても強く、また、総理を辞めたあともロッキード事件で逮捕されるなど、ニュースに事欠かな買ったことから、映像や声での記憶が鮮明です。
そして、田中角栄以降の総理大臣についても、特に政治に興味があったわけではないのに、ほぼ全員の顔と名前と、その時代に何があったかも覚えていますね。
ってことで、既に自分の生きてきた50年近くの内容を、「歴史」として生徒が勉強していることに、ちょっとショックを感じ(笑)、せっかくなので、当時はどんな様子だったのかなど、映像を探して見せてあげたりするなどして、教えてあげました。
今の中高生は、安倍総理大臣しかほとんど記憶に無いですからね。
高2の生徒が小学4年生のときに、民主→自民に政権交代しているので、ほとんどの生徒は総理大臣といえば、安倍さんしか思い浮かばないようです。
そんな生徒たちが、総理大臣の名前や時代背景、事件などを覚えようとするのは、大変でだろうなと思います。
こんな映像や私の昔話が、生徒にとって、覚えたり思い出したりするのに少しでも役に立てば幸いですね。
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