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英語の訳し方

新しい教科書が配られ、それに合わせて、セルモシステムも大きくバージョンアップをしました。

これまで、英文和訳や英文読解についてはシステムの問題に無く、学校のワークやフォレスタ等の自習教材でフォローしていましたが、今回の改定で、システムでもある程度本文の内容についての理解を問う問題が出題されるようになりました。

これに合わせ、予習時に使ってもらっていた教科書本文の和訳のファイルも一新することにしました。

これまでは、訳は日本語の語順で書いていましたが、今回からは、英語の語順にあわせ、日本語だと倒置法で書かれたような文にしてあります。

以下は、新しい中2の英語の教科書のUnit0の本文の一部とその訳です。

 

Hello, everyone. I'm Ando Saki.

こんにちは、みなさん。わたしは安藤咲です。

I went to Fukui with my family two weeks ago.

わたしは行った/福井へ/家族と一緒に/2週間前に。

This is a picture of a dinosaur museum.

これは写真です/恐竜博物館の

You can get a lot of information about dinosaurs and natural history at the museum.

あなたは入手できます/多くの情報を/恐竜と自然の歴史について/その博物館で


このように、英語の語順に合わせて倒置法で日本語訳を作るようにすると、英文を読んだ時、戻って読むことが無くなり、スムースに英文を理解できます。
また、結論を先に言う英語の語順になれることで、英作文や、並べ替え問題にも強くなれます。

もちろん、テストの時や、学校での発言などでは、倒置法ではなく通常の語順で訳す必要がありますが、予習や問題文などで英文を読むときは、自分がわかればいいので、こういった倒置法で英語の語順に合わせた訳しかたをするようにしてみてくださいね。

 

教科書が一新されると、塾で使う自作のテキストも作りなおしになるので大変ですが、子供たちがどんな英文を読んで学ぶのか自分も共有できるので、意外と楽しいですよ。

少しつづ生徒の先を訳してあげて、早めに1年分の訳を仕上げてしまおうと考えています。

 

プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

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