日進西中学校では一部の先生ですが、英語の授業中に、洋楽を歌う機会を作ってくれています。
昨日お話した英語で歌おうを学校でも実践しています。
中3生が今歌っているのは「V-A-C-A-T-I-O-N」です。
1962年のヒット曲ですから、50年以上前の曲ですね。
日本語のカバーもヒットしてるし、夏休み前のこの時期には、いろいろなところで聞かれますね。
1番の歌詞はこんな感じ。
V-A-C-A-T-I-O-N in the summer sun.
Put away the books, we’re out of school.
The weather’s warm but we’ll play it cool.
We’re on vacation, havin’ lots of fun.
V-A-C-A-T-I-O-N in the summer sun.
schoolとcool、funとsunフレーズの終わりでキレイに韻を踏んでいますね。
授業で歌っている生徒に聞いてみると、歌が早すぎでついていけない~って。
聞こえない、歌えない原因はリエゾンにあります。
リエゾンは、単語の最後の子音で終わり、次の単語の最初が母音で始まる場合に起こります。
Put awayがくっついてプッラウェイに、out ofがくっついてアウラゥに。
but we’llがくっついてバッウェルに、play itがくっついてプレイリッに。
lots ofがくっついてロッツソゥに。
一つ一つの単語は知っている単語でも、これだけリエゾンで音が変化すると、慣れてない中学生には聞き取れないでしょう。
定期テストや、英検、公立高校入試のリスニングで、英語が得意な子でもこういったリエゾンは聞き取れず、よくわからないって事が起きます。
洋楽を聴き込むなどして、普段からリエゾンに接してなれるようにしましょう。