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英語の歌の歌い方

日進西中学校では一部の先生ですが、英語の授業中に、洋楽を歌う機会を作ってくれています。

昨日お話した英語で歌おうを学校でも実践しています。

 

中3生が今歌っているのは「V-A-C-A-T-I-O-N」です。

1962年のヒット曲ですから、50年以上前の曲ですね。

日本語のカバーもヒットしてるし、夏休み前のこの時期には、いろいろなところで聞かれますね。

 

1番の歌詞はこんな感じ。

 

V-A-C-A-T-I-O-N in the summer sun.

 Put away the books, we’re out of school.

The weather’s warm but we’ll play it cool.

We’re on vacation, havin’ lots of fun.

V-A-C-A-T-I-O-N in the summer sun.

 

schoolとcool、funとsunフレーズの終わりでキレイに韻を踏んでいますね。

 

授業で歌っている生徒に聞いてみると、歌が早すぎでついていけない~って。

 

聞こえない、歌えない原因はリエゾンにあります。

リエゾンは、単語の最後の子音で終わり、次の単語の最初が母音で始まる場合に起こります。

 

Put awayがくっついてプッラウェイに、out ofがくっついてアウラゥに。

but we’llがくっついてバッウェルに、play itがくっついてプレイリッに。

lots ofがくっついてロッツソゥに。

 

一つ一つの単語は知っている単語でも、これだけリエゾンで音が変化すると、慣れてない中学生には聞き取れないでしょう。

 

定期テストや、英検、公立高校入試のリスニングで、英語が得意な子でもこういったリエゾンは聞き取れず、よくわからないって事が起きます。

 

洋楽を聴き込むなどして、普段からリエゾンに接してなれるようにしましょう。

プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

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