もし、子供にピアノ講師をつけるとしたら、誰を選ぶことで成功に近づくことができるでしょうか?
A:「ほんわか優しく教える教師」
B:「ビシバシ厳しく教える教師」
C:「有名な音楽家」
優しい先生なんて、ダメダメ、甘えちゃうだけ!
厳しい先生につかないとウチの子は全然練習しないからな~
有名な音楽家の先生につくと上達が早そう~
なんて思っちゃいますよね。
でも、ある心理学者が、国際コンクールの上位21人のピアニストを調査したところ、全員に共通したのは、「思いやりがあり、親切であたたかい先生」つまり、Aの優しく教える先生だったそうです。
トップピアニストとは言え、才能にあふれていたからピアノのを始めたのではなく、たまたま始めたピアノが楽しく、練習が大好きで、長時間練習ができたからこそ、トップピアニストになれたのです。
彼らは異口同音に、その頃のレッスンについて、「レッスンが待ち遠しかった」「練習が楽しかった」「関心と喜びを教えてくれた」と話しているそうです。
勉強もまさに同じだと私は考えます。
保護者の方の中には、「厳しい塾じゃないと成績が伸びない」とか、「東大を出たような優秀な先生に教わりたい」と考える方も多いと思います。
しかし、厳しく指導され、勉強は苦しみながら学ぶものと覚えた子供は、厳しい環境から抜けると全く勉強をしなくなります。苦行は嫌ですからね。
また、東大を出たような優秀な先生が必ずしも優秀な指導者とは限りません。
楽しんで学んで東大に行けた先生は、楽しんで学ぶことを教えてくれますが、苦行を積んで東大に行った先生は、子どもにも苦行をさせます。
小中学生の間に、勉強が苦行だと刷り込まれてしまうと、高校や大学では勉強から逃げるようになります。
もちろん、社会人になって、新しいことを学ぶ必要に迫られても、苦行は嫌だと逃げて、成長できず、残念な大人になってしまいます。
一方で、小中学生の間に、勉強は楽しいもの、新しいことを知れてうれしい!と思える指導をしてもらえた先生と出会えた子どもは、その後も、勉強が楽しいので続けられますし、どんどん新しいことを学んで成長していけます。
成功の裏には必ず「努力」が存在する。それは切っても切れないものです。
努力を続けられるには「楽しみ、好きになることがなによりも大事だと思っています。
“好きこそ物の上手なれ”のことわざが存在するように、夢中になった人が描く成長曲線は力強く、いつまでも伸び続けます!
当塾では、生徒に勉強が楽しいと感じてもらえることを一番に考えています。
苦行はありません。何かを強制することはありませんし、宿題も与えません。
でも、生徒たちは、成長を実感できるようになると、自分から課題を私に要求してくるようになります。
何より、生徒たちの楽しそうな笑顔が、当塾の自慢です!
さて、昨日のブログにコメント頂きありがとうございました!
テントリーさん、正解です!
加藤さん親子は、残念でした~
ちなみに、この問題、足し算、掛け算ができる小学生で十分正解ができます。
なぜって?
時計の”数字”、バナナの”本数”、重なってる多角形の”辺の数”を計算するだけですからね(笑)
大人は、どうしても時計=X バナナ=Y 多角形=Zと置いて、方程式を解こうとしますが、そんな必要は全く無かったってことです。
頭を柔らかくすることって結構大変ですよね。
塾では、高校生がまんまと引っかかりましたが、逆に中2生が一発正解!
素直にじっくり絵を見つめることで正解が見えてきたんですね。