中学生を指導していてよく感じるのが「言葉を知らない」ことです。

概念・抽象といった小学校時代に使わなかった言葉や、四字熟語、故事成語などは、説明文や物語を読む時の説明や比喩に多く使われるので、知らないと本を読んでも理解することが難しくなります。

数学の文章題の問題の意味が一発で理解できなかったり、教科書に書いてある言葉の意味がわからず、理解が進まない、ネットで調べても、Wikipediaなどの表現が難しすぎて意味がわからないという事が多々起きています。

そんな中学生には、まずはこんな本から手始めに読んでもらっています。

表紙をみて、「10歳でしょ！簡単じゃん」って言ってたわりに、中を読んでいくと、知らなかったり、聞いたことがあるけど意味がよくわからない単語が山ほどでてきます。

この本は、マンガを使ってわかりやすく言葉を説明してくれているので、本を読むのが苦手な子どもでも十分楽しんで読めます。

また、お家に１冊おいておいて、お母さんも一緒に読んでみると、意外に意味を勘違いしていたり、間違って覚えていたりする言葉が見つかるかもしれません。

子どももクイズなどは、大好きなので、この本を使って親子でクイズをだしあってもいいかもしれませんね。