昨日は、久々に楽団の合奏練習に頭から参加できました。
年末にめいとう音楽会の本番、年始に成人式の依頼演奏と2ヶ月続けての本番の後は、6月の第20回定期演奏会に向けてのハードな練習が始まりました。
名東ウインドオーケストラの20周年となる第20回定期演奏会、やはりなにか特別感が欲しいよねという団員の思いから、こんなチャレンジングなプログラムを組んでいます。
テーマは、イタリア語で「一流の演奏家・名手」を意味する“Virtuoso”
指揮者、稲垣先生から、名東ウインドオーケストラが一流の演奏家になって欲しいとの、そして、コンチェルトを演奏する岡田先生への賞賛の意味を込めて、一流の演奏家が挑戦可能な難易度の高い曲をあえて選曲してくれました。
名東ウインドオーケストラ 創立20年記念
第20回定期演奏会 2018月6月24日(日)
“Virtuoso” ヴィルトゥオーゾ!
指揮 稲垣雅之
≪第Ⅰ部≫
高度な技術への指標 / 作曲 河辺公一
エスカペイド / 作曲 J.エスパニョーラ
カンタベリー・コラール / 作曲 ヤン・ヴァン・デル・ロースト
トランペット協奏曲 / 作曲 A.アルチュニアン
Tp 岡田 望
≪第Ⅱ部≫
フェスティバル・ヴァリエーション / 作曲 C.T.スミス
華麗なる舞曲 / 作曲 C.T.スミス
ルイ・ブルジョワの賛歌による変奏曲 / 作曲 C.T.スミス
吹奏楽に詳しい方なら、2部に並んだ3曲をみて「なんじゃこりゃ!」ってGパン刑事の様な叫びを思わず上げてしまうのではないでしょうか(笑)
作曲家のC.T.スミスは、アメリカのミリタリーバンドから多くの委嘱を受け、彼らの技術力の高さに敬意を表すして、難易度が高く音楽的にも素晴らしい作品を数多く残しました。
その中でも、今回取り上げる3曲は日本での認知度、人気がとても高く、どれか1曲だけでもコンサートプログラムのメインとなれる曲ばかりです。
特にフェスティバル・ヴァリエーションは、日進西中学の吹奏楽部でも、今の清野先生にかわる直前の2014年と、その3年前の2011年にコンクールの自由曲として取り上げ、2011年には、東海大会まで進んだ馴染みの深い曲です。
この曲が発表された1980年代は、ホルンのハイトーンの高さと難しさから、中学生がこの曲を演奏するなんてとても無理と思われていたような難曲でしたが、今の中学生はホントすごいですね。
そんな難曲が第2部には3曲も並んでいます(笑)
果たして、演奏会当日、最後まで演奏しきれるのか!?
そんな心配を本気でするほど、今回のプログラムは「ヤバイ」です
1部のメインは、岡田先生のトランペット協奏曲です。
めいとう音楽会の指揮と軽快な語り口でお馴染みですが、今回は20回記念ということで、本職のトランペットでの共演となります。
こちらは、今から演奏を聴くのが楽しみです!(笑)
本物の“Virtuoso” (一流の演奏家・名手)の演奏をお楽しみ頂けると思います。
塾で、生徒たちに目標を高く持つことの大切さ、チャレンジすることの大切さを教えていますが、今回の演奏会でも、自ら高い目標、難曲にチャレンジする姿を生徒に見てもらい、シンドいけど楽しい!シンドいけど頑張れるという姿を見せてあげたいと思います。