各地で、部活の地区大会、県大会予選などが行われていますね。

吹奏楽部も今日、瀬戸市で東尾張地区のコンクールが行われました。

参加32校から県大会へ出場する９校を決める予選大会です。

他地区に比べると県大会出場団体数が多いのは、昨年、県大会から東海大会に出場した６団体中３団体がこの東尾張地区の中学だったので、今年の県大会への枠が他地区より多くなる仕組みがあるからです。

とはいえ、上位９校に入るのも、大変なのがこの地区の特徴です。

今日行われた、この激戦の地区予選を勝ち抜いた９校がこちらです。

代表校

春日井市西部中学校

日進市日進中学校

豊明市栄中学校

春日井市中部中学校

東郷町東郷中学校

日進市日進西中学校

日進市日進北中学校

東郷町春木中学校

春日井市柏原中学校

日進市４中学から３校（日進東中も金賞でしたが惜しくも代表にならず）

春日井市から３校

東郷町から２校

豊明市から１校　と、かなり固まっているのがわかります。

ちなみに、この東尾張地区には、他に、瀬戸市、長久手市、尾張旭市、小牧市、北名古屋市、清須町、豊山町、 からも出場していますが、日進市、春日井市、東郷町の地区の中学には敵わない感じになってしまっています。

こんなに、差ができてしまう理由は、一つは、生徒数の多さです。

進学先が選べる高校と違って、中学は私立中学に行かない限り、住んでいる地域の中学に通うことになります。

その中学の生徒数が多ければ、それだけ、部活にも活気が出ます。

生徒数の少ない中学では、吹奏楽部を維持するのもやっとに、なってしまいますが、大人数であれば、いい意味でライバルも多いので、その中で切磋琢磨して演奏技術をお互い向上させることができます。

そして、最大の理由が先生の意識です。

県大会や東海大会に進出する中学の先生は、毎年ほぼ顔ぶれが一緒です。

不思議なことに、中学を異動になっても、移動先の中学でしっかり県大会に勝ち上がってきて、数年で東海大会へ抜けたりし始めます。

その中学に入ってきた普通の中学生を３年かけて、楽器が上手な中学生に育て上げてしまう力がある先生がこの地域には多くいるということです。

吹奏楽部の生徒たちを見ていると、中学生が本気で毎日取り組むと、本当に大きく成長できるんだなと気付かされます。

勉強も同じです。

中学生が本気で勉強に取り組めるきっかけと、目標、楽しいと感じるトレーニング手法などがうまく用意されていれば、あとは、生徒がある意味勝手に成長してくれます。

私の仕事は、ここセルモのような、勉強する場と、道具を提供することと、生徒に勉強する意味と目標を与えてあげることだと考えています。

そのためにも、さらに自分自身が色々勉強をして、成長する必要があると痛感しています。

この地区の先生方のように、生徒を大きく成長させてあげられるよう、これからも努力を続けていきたいと思います。

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