今日は、夏期講習期間中に生徒に行ってもらっている英語の演習についてご紹介いたします。

セルモでは、過去に日本e-Learning大賞を受賞した実績のあるICT教材を導入して活用しています。

このシステムの最大の特徴は、演習（ミニテスト）が単元ごとに細かく用意されていて、全て自動で採点してくれます。

しかも、1問ごとに即○☓の採点がされるので、正解か、不正解の場合は、何をどう間違えたか、回答が思いつかなかったときは、即答えを確認できるので、なるほどと、その場で理解ができます。

英語の演習（ミニテスト）は6問程度で、単語の穴埋め、和訳文の選択、疑問文への書き換え、日本語の短文を英語にする和文英訳など、バリエーションも豊富で、難易度もそれなりにあります。

中２の接続詞の単元で習うIf 節の、和文英訳問題です。

If 節を前に出したときは、,（カンマ）を忘れると☓になります。

また、先に習った、～しなければいけない（must もしくは、 have to )も使われていて、語数制限から、have to ではなく must を選択する問題になっています。

この１文だけでも、If 節だけの知識ではなく、疲れている＝you're tired 、～しなければいけない=

must (もしくは have to )　、寝る＝go to bed などの単語や、連語、文法の知識も必要になります。

よくできた演習だと思っています。

トラップ（わな）が数多く仕掛けてある印象で、注意深く英文を作らないと、3単現のsや、時制、連語、単語のスペルなど、に引っかかりますね。

この演習で、100点を取ろうとすると、ラスト2問の和文英訳問題で、結構緊張すると思いますよ。

こういった、単元ごとの演習（ミニテスト）が各学年で、50個ほど用意されています。

この夏休み、中３生には、まず、中１、中２の英語の演習を全て100点にしようね！と伝えてあります。

軽く、全部100点に！と伝えますが、中身は、かなりハードです。

演習1セットが6問、　和文英訳が1～2問は含まれていますから、それらでをノーミスでやっと1単元での100点です。

この演習が、中１分で約５０単元、中２でも、約５０単元、合計約１００単元分あるので、１００回100点満点をとってねと伝えていることになります。

夏休みに、かなり頑張って、英語の復習をしてくれているこの中3生の場合、こんな感じです。

見事に100点が並んでいますね！

注目して欲しいのは、クリア回数です。

先程の接続詞のif の単元など、14回もクリアしています。

過去に何度も復習している単元なので、その分クリア回数（挑戦した回数）が多くなっています。

で、この生徒が、中１，中2の100単元を全部100点にするのに解いた問題数が、なんと、1,524問！

100点にするのに、1回でクリアできず、２～３回は挑戦しているようで、履歴を見たら、254回挑戦していました。

6問☓254回で、1524問！

こうやって改めて数えてみると、相当な量をこなしてくれていることになります。

英文法の問題集を3周ぐらいした感じの量をこなしてくれていると思います。

で、意地悪なのはここから。

全部100点にしたのを確認したあと、

「じゃ、もう1回、全部解いてみよっか～」（笑）

「あれ？１回100点にできたんだから、2回目は簡単、簡単！」と

ま、やる側は結構ハードなのは承知ですが、こういうのは、たいへんだ～って思いながらやるより、楽勝だよね～って思いながら解いたほうが、楽しく、ストレスなく解けますからね。

うちの卒業生たちは、この演習のループを本当に何周も何周もやってくれました。

おかげで、高校で、英語で苦労する生徒はホント少ないです。

中間、期末テストに直結するわけじゃないけど、確実に英語の地力がつくので、２学期以降が楽になると思います。

もちろん、模試や入試でも、英語が楽に出てくるようになったのを実感すると思うので、楽しみにしていてほしいですね！

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