以前から気になっていた本がありました。

一度本屋さんで、手にとって見て、その内容が、日本未来を的確に予想してたので驚いた覚えがあります。

その後、続編がでて、より身近な未来の姿が書かれているとのことで、手にとって読みたいと思い、2冊とも注文してみました。

それがこちら、「未来の年表」と「未来の年表２」です。

「未来の年表」の表紙には、何時、どんな状況になるかが書かれていますね。

2020年に、女性の半数が50歳を超えるというのは、かなり大きな出来事です。

確実に少子化が加速していくことを意味していますからね。

さらに、高齢化、人口減によるさまざまな問題が予測されています。

そして、「未来の年表２」には、そうした少子化、超高齢化、人口減が起きた未来に、身の回りでどんなことが起きるかが書かれています。

残念ながら、この少子化、超高齢化、人口の大幅な減少はほぼ確実に起き、これからどんどん加速していきます。

それは、現在の人口統計からほぼ確実に予測できます。

そこで、これから日本を支えていく子どもたちの世代に、現実を知ってもらいたいと思っています。

自分が大人になったときの日本は、今と全く違う状況になってい可能性が高い事を理解してもらいたいと思います。

その上で、そういった未来に必要なものな何かをしっかり考えて欲しいと思います。

今行われている、集団での学校の授業は、20世紀の高度成長期、人口が増加して、経済が成長していくとき有効だった手法です。

しかし、これから先、人口が減り、経済が縮小していく中、正解がある勉強、知識を与えられるだけの勉強、まわりと同じことをするのが正しいという価値観などは、必要とされなくなっていくでしょう。

しかしながら、残念ですが、学校は急には変われないです。

今の学校から与えられるだけの知識では、未来を生き抜くためには足りないかもしれません。

世界中の先進国の中で、日本ほど急激に少子高齢化社会を迎える国はありません。

どこにも参考にする国がないので、正解も、目標もありません。

全ては、日本の若者たちが解決策を一つづつ考えて実行して行くしか無いと思います。

今の塾生たちは、そんな厳しい時代に大人になって行くんだという事を知ってもらい、そういった未来を生き抜くために必要な知識、能力を自分で身につけていってほしいと思います。

そのためにも、既存の学校ではできない、少人数の塾だからこそ伝えることができる価値や考え方を、与え続けていきたいと思っています。

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