昨日に続いて、わけがわかるシリーズのご紹介です。

今日ご紹介するのは、「わけがわかる中学理科」です。

社会と違って、理科の場合は、そもそも、なんでだろうって思うことが多いので、普段の授業や参考書、ワークなどで疑問が解決しているケースが多いかなとは思います。

なので、社会ほど、へ～～とか、確かに、なんでだろう？って思うことが少なかったかもしれません。

そんな中で、面白い質問をいくつか。 

例えば

Q１.木炭を燃やすと軽い灰だけになるのに、金属が燃えると重くなるのはなぜ？

この質問をきいて、　「えっ？　燃えたのに重くなるってことあるの？」って言う生徒もいるかも知れません。

小学校までは、燃える＝酸素が使われて、二酸化炭素ができるって習いますよね。

後には、軽い灰が残っているだけです。

小学校の知識のままで止まってしまっている生徒にとっては、金属が燃えると重くなるっていう事を知らずに、質問を聞いて、？？？ って状態かもしれませんね。

燃焼という化学変化は、中学校の理科では、酸化の一種で、激しく光や熱を出しならが参加する現象のことと習います。

炭の大部分は、炭素です。

炭の燃焼は、炭素が、空気中の酸素と結びいて、二酸化炭素となって空気中に出ていく化学変化だと言えます。

ちなみに、のこった灰は、炭になる前の木が持っていた金属類（ミネラル分）です。

じゃあ、金属が燃えるってどういう化学変化で、なにがおきているのでしょうか。

金属（スチールウール）を燃やすと、重くなるのが、動画からわかると思いますし、その後の説明で、なぜ重くなったかについても、説明してくれていますね。

では、もう1問

Q２.台風が西に急カーブして日本に近づくのはなぜ？

昨日も台風が接近して、風雨が強かったですが、日本に近づく台風は、ほとんどが、途中から右（西から東）に向かって曲がってきますよね。

毎回毎回、見えないレールでもあるのかと思うぐらい、見事に急カーブして日本に向かってきます。

台風がカーブしてくるのは知っていても、なぜ？って考えたことありますか？

ヒントは、夏に天気をもたらす、太平洋高気圧の存在です。

もう一つは、天気が西から東に変わる理由でもある、「風」です。

答えは、こちらの記事で確認してみてくださいね

ちなみに、7月末に、東から西に向かう天の邪鬼（あまのじゃく）な台風が話題になりましたが、あんな動きをした台風は初めて見ました。

なぜ、こんな変な動きをしたの？って疑問に思った方、素晴らしいですね。

そういった、なぜっていう気持ちを大切にしましょう。

あ、東から西に向かった台風の理由は、岩倉市の「ワン学習塾」の犬童先生のブログを御覧ください。

という感じで、この「わけがわかる中学理科」にもこういったなぜ？っていう質問が90問用意されています。

どれも、中学の理科の授業で、理由は習っているはずなのですが、興味がなかったり、嫌いだったりすると、華麗にスルーしてることが多いので、改めて、この本で勉強し直してほしいですね。

昨日ご紹介した、「わけがわかる中学社会」と、今日の「わけがわかる中学理科」は、どちらもオススメです！

また、これらの本を読んだときのように、普段から、なぜ？って考えながら教科書を読むようにすると、どの教科でも、理解が深まると思います。

ぜひ試してみてくださいね！

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