テレビをほとんど見なくなった中、録画して必ず見ている番組の一つが「題名のない音楽会」です。

自分の音楽の引き出しを広げてくれる番組だと思っています。

その番組に、友人が出演することになったと聞いて放送を楽しみにしていました。

タイトルは、「オーケストラと夢をかなえる音楽会～夢響」です。

今週は、オーディション編が放送されました。

全国から327組の応募があったんですね。

オーディションの様子が、TVで流れましたが、オカリナや草笛といった、普段オーケストラと一緒に演奏することのない楽器をもって参加している方が、また味があって上手でびっくり。

ある意味TVでは、「絵になる」楽器かもしれませんね。

他にも、小学生の澄み切った、まっすぐに心に届く歌声とか、ダンボールで自作したパーカッションでオリジナルの曲を演奏している中学生とか。

そんな才能あふれる挑戦者のなかに、友人親子がいました。

出会ったのは、20年以上前かな。

まだSNSなんてなかった頃、インターネットのメーリングリストの機能を使って、吹奏楽大好きなメンバーが、毎日のようにメールで吹奏楽について、語り合っていました。

そして、年に数回、オフ会というリアルに合う機会を作り、せっかくなので、楽器を持ち寄って合宿して、アンサンブルの発表会なんかもしたりしていました。

そして、ある年、このメンバーで演奏会をやってみようと盛り上がり、当時東京に単身赴任した自分と、他に数人の幹事役でいろいろ話し合い、立川の市民吹奏楽団に打楽器をお借りしたりして、無事演奏会を開くことが出来ました。

北は北海道から、南は九州まで、日本全国から集まった「仲間」と一期一会の演奏会を開いたのは、本当に楽しい思い出です。

その演奏会でも、何曲か指揮を振ってくれたのが、番組に出演した友人です。

羨ましいですよね。音楽をやっていて、親子で共演するって。

しかも、今回は、プロのオーケストラをバックに、父親が指揮をして、息子がSaxコンチェルトを演奏するって！

プロの音楽家家族でもなかなかこんな場面はないだろうに、アマチュアの親子がこれを実現するっていうのが、「オーケストラと夢をかなえる音楽会～夢響」なんでしょうね。

次週、いよいよオーケストラとの演奏の様子が放送されます。

来週の放送が楽しみです！

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