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バイリンガルのナースをめざして

今日、突然、高校生から、相談があるから今から塾に行きます!って連絡がありました。

 

 

なんだろ?こないだの中間はテストで良い点取って喜んでたところだし、このタイミングで、相談事てなにかあったかな?と考えてるうちに、お母さんとともに本人登場。

 

 

 

 

どした?って聞く前に、本人から「先生どうしよう~~~」って(笑)

 

 

 

 

話を聞いてみたら、高校で2年生からの選択するコースをどこにするか迷ってるって話でした。

 

 

あれ?、国際英語クラスに行くって決めてなかったっけ? って聞くと

 

 

どうやら、今日の説明会で、さんざん脅されたようなんですね、国際英語クラスの英語のレベルの高さや、難しさに。

 

それに、希望してる人たちは帰国子女が多く、中には既に英検準1級を持ってる強者まで。

 

で、すっかり国際英語クラスでやっていく自信をなくして、相談に来たということでした。

 

 

 

とはいえ、本人も、中学で英検準2級に合格し、今も私と同じ英会話教室に通って、週1回、ネイティブの先生とお話もしていますし、そもそも、国際英語クラスに入りたくてこの高校を選んだんだし・・・

 

 

国際英語クラスから、上位の系列大学へという目標があったのですが、入学後、あっさり目標が変更になり、今は、ナースを目指したいと考えています。

 

系列大学を目指さないとなると、今度は、上位に大学を持っている私立高校のデメリットが表にでてきてしまいます。

 

上位の大学がなかったり、レベルが低いなどで人気がなかったりする私立高校は、代わりに、多くの指定校推薦枠を持っていて、有名私立大学へ推薦で送ってもらえます。

 

逆に、上位の大学が人気で、そこへの進学希望者が多い高校は、指定校推薦枠を殆ど持っていません。

 

つまり、この生徒のように、入学してからやっぱり上位の大学に行くのや~めたって判断をすると、今度は、一般受験か、自己推薦入試などで、自力で進学先を見つける必要があります。

 

 

 

 

ナースを目指すこの生徒の場合、目指したい大学も既に決めていて、できれば、一般入試ではなく、自己推薦入試で挑戦したいというところまで具体的に考えていました。

 

 

レベルが高くてついていけない心配をしている生徒に、看護学部の自己推薦に来た生徒を面接する立場になって考えてもらいました。

 

英語が得意で、英検2級とか、TOEIC 6~700点レベルの子と、なんの特徴も、得意科目もない子、どっちを合格させたい?

 

 

答えは明白ですよね。

 

 

特に、目指す看護学部のある大学は、姉妹校に外国語大学も持っており、国際化を意識した教育を目指している大学です。

 

生徒に、以前、その大学の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)を読んでもらっていたこともあり、その大学が国際化を意識していることも知っています。

 

 

せっかく、高校に、国際英語クラスがあり、これからの2年間、英語漬けでガッツリと英語が学べる環境が選べるのに、しかも、その実力も十分あるのに、飛び込まない選択は無いよねと。

せっかくなら、バイリンガルのナースを目指して頑張って欲しいです。

 

 

これからの世の中、得意なことが1つだけより、2つ、3つと得意なものを持っている人のほうが、仕事も選べますし、給与も高くなります。

 

 

看護学部を出ただけのナースより、高校で2年間英語漬けで、外国人との会話も全く気後れしない、バイリンガルのナースのほうが、確実に欲しがってもらえます。

 

 

もしかしたら、将来、英語が得意なナースとして、海外に派遣してもらえるかもしれません。

 

 

 

先日の英会話でのチャーチタイム(聖書の時間)で、マーク先生がこんな一節を紹介してくれました。

 


The Narrow and Wide Gates

      13“Enter through the narrow gate; for the gate is wide and the way is broad that leads to destruction, and there are many who enter through it. 14“For the gate is small and the way is narrow that leads to life, and there are few who find it.


マタイ7章13節~14節

狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。

いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。


もう結論は出ているようなものですが、楽な広い門、広い道ではなく、小さな門、狭き道を見出して、将来をより豊かにしてもらいたいと思います。

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中3生は、応相談です。本人の強い気持ちがあるようでしたら、できるだけご協力させていただきますので、一度、ご連絡いただければと思います。

 
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プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

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地域情報誌Sun+Go Clubに掲載している
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