今日は、大阪に勉強に来ています。
ウチの塾の指導を頂いている中土井先生が主催するセミナーです。
中土井先生だけでなく、魅力的なゲストや、塾業界での最新のツールなどの紹介もあり、毎回勉強になります。
今回のメインテーマは「人手不足からの塾革命」
昨今の求人市場の好調さ、ブラックバイトへの批判などから、塾業界は人が集まりにくくなっています。
もともと、ウチは私一人で6年やって行きているので、人手不足って関係ないですが、この人手不足を受けて、他の塾がどう変わろうとしているのか、セルモと同じく、人をかけない「自立学習型」の学習塾の成功事例などを聞いて、今後に生かしていきたいと思っています。
一昔前は、塾といえば「集団塾」のことを指していました。
学校と同じく、前に先生が立ち、同学年の生徒たちを前に、教科別で授業を行います。
レベルが高い生徒たちにとっては、授業より早く、ハイレベルな授業を受けられるのは魅力ですが、中下位の生徒たちにとっては、メリットが少ない形態です。
そうした、中下位の生徒たちが勉強についていけるようにと出てきた形態が「個別指導塾」です
生徒2~4人に1人の先生がついて、個別に指導をしてくれます。
ただし、個別とはいっても、本当に生徒一人ひとりのレベルに合わせて家庭教師のような授業をしてくれるわけではありません。
学校のテストでの得点UPが主な目標だったりするので、学校の授業の進みに合わせて、少し前をいくか、生徒がわからない部分を補習する形で、授業を進めていきます。
また、全国展開しているような大手の個別指導塾は、ほとんどがアルバイト学生です。
生徒の人数に合わせて、先生の人数も調整する必要があるので、調整のしやすい学生アルバイトが使い勝手がいいんですよね。
一方で、指導のほとんどを大学生が行うことに関して、不安や、不満があるのも事実です。
私が知っている多くの個人塾の先生方は、この部分に関しては、自塾の卒業生に来てもらうことで、その不安を解消していますね。
その塾で学んでいるので、塾長の考え方、塾の使い方をよく知ってるので、指導方針にブレがなく、安心して塾に通わせることができると思います。
冒頭でもお話したとおり、人材の確保が厳しくなってきた塾業界で新しい形の学習塾が出て行きています。
それが、「自立型学習塾」です。
じつは、セルモも「自立型学習塾」の形態なのですが、6年前に塾を立ち上げた時、まだまだ「集団塾」か、「個別指導塾」か2つの形態しかなく、かといって、個別指導塾とも少し違う形態なので、「個別学習」という表現になっています。
自立学習とは、文字通り、「自分から学習」する形態です。
どうしても他の形態では、「先生から教えてもらう」ことがメインになります。
でも本当に勉強ができるようになるには、教えてもらうという「受け身」ではなく、「自分から学ぶ」という考え方が必要になってきます。
やらされる勉強ではなく、自分から学ぶ学習が、生徒の自立を促し、結果成績も上がっていきます。
今日のセミナーを聞いて、感じたことは、どういった形態での塾であっても、大切なのは、そこにいる「人」です。
セミナーの中でもこんなお話がありました。
「人は、人からしか心を動かされない」
「人は何を聞いたかではなく、誰から聞いたかで行動がきまる」
そう、塾で、生徒に変化を促すのであれば、そこにいる人を信用できるかどうかにかかっています。
今日のセミナーを聞いて、より一層自分が勉強していかなければいけないなと痛感しました。
セルモ日進西小学校前教室では、この自立学習の形態で6年続けてきた経験と、生徒たちの大きな変化という実績があります。
特に、生徒たちの意識の変化は、保護者の方々からも多くの驚きの声を頂いています。
今後も、この自立学習という形をより良くするため、私自身も積極的に勉強を続け、生徒たちに良いと思うものはドンドン取り入れて、よりよい自立学習塾の形を作り上げていきたいと考えています。
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