塾の入り口正面に飾ってあるイチロー選手のサインボールです。
2000年の9月にマイクロソフトに転職した後、しばらくしてイチローのMLBへの移籍のニュースが報じられました。
その年の11月に、研修でマイクロソフトの本社があるシアトルを訪問した時、まだイチローが来る前なのに、日本からイチローってバッターがくるんだって?と聞かれたのを覚えています。
すでに、大魔神佐々木が日本人投手として活躍していたこともあり、イチローについても好意的に迎えられていたように思います。
そして、シーズン開幕と同時に、自分も運良くお客様と、シアトルのマイクロソフト本社を訪問する機会があり、4月18日 開幕から15試合目のイチローの試合を本拠地セーフコ・フィールドで観戦する機会を得ました。
前年に、高額の移籍金でテキサス・レンジャーズに移籍したアレックス・ロドリゲスが古巣マリナーズと対戦するとのことで、スタンドには、A.ロッドのマスクをかぶって、おもちゃの札束をばらまくパフォーマンスが随所に見られたのが印象的でしたね。
そんな、因縁も含んだレンジャーズ戦の3戦目。
開幕でヒットを放ち、翌日無安打だったものの、3戦目から連続ヒットを続けており、ニュースでも12戦連続ヒット中というイチローの評価がうなぎのぼりの時の観戦です。
1塁側の内野スタンドで観戦していた自分は、日本との応援の仕方の違いに戸惑っていましたね。
なんせ、相手チームの選手がホームランを打ったら、球場はシーンと静まり返って、誰一人拍手なんかしない、完全アウェイな感じです。
逆に、マリナーズに得点が入ると、大騒ぎ!
ただし、鳴り物などの応援がないので、1球1球のピッチャーの投げる音、キャッチャーミットに入る音、バットに当たった快音などが全部聞こえてきます。
そんな球場の雰囲気に慣れた、終盤、イチローの打席のときに、あることを思いつきました。
日本で、イチローが試合をしていた時、バットを回すルーティンの際に、ファンが一斉に「イッチロ~~~!」って叫んでいたのを思い出したのです。
幸い、鳴り物もないスタンドなので、ここでイチローコールをすれば、必ず聞こえるだろうなと思い、バッターボックスでバットを回すルーティンに入ったイチローに、大声て、「イッチロ~~~!」って叫んで応援しました。
すると、直後のイチローバットから快音が!
なんと、ライトスタンドへのメジャー第2号のホームラン!
もう、球場も大興奮でしたが、それ以上に、私の周りにいる外国人が、「Good Job!!」、「Good Job!!」と大声で私のコールを褒めてくれました!
大声だすのに、勇気が入りましたが、出してよかったな~
あれは、絶対イチローの耳に届いていたんだよな、そして、コールに答える形で打ってくれたんだなと今でも信じています。
それ以来、イチローの大ファンになりました!
そして、今日、再びマリナーズのユニフォームを来て、日本で、引退の会見がおこなわれました。
子どもたちへのメッセージと聞かれてこう答えました。
自分が熱中できるもの、夢中になれるものをみつけられれば、それに向かってエネルギーは注げる。
そういうものを早く見つけてほしい。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける。
それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまうから。
いろんなことにトライして、自分に向くか向かないかではなく、自分が好きなものを見つけてほしいと思います。
ホントそのとおりですよね。
好きなもの、熱中できるもの、夢中になれるもののためなら、勉強や、受験といった壁も超えていけます。
それがないと、壁を見てあきらめてしまいます。
イチローが最後に子どもたちへ送ったメッセージを、私も、伝え続けていきたいなと思います。
イチローさん、長い選手生活、本当にお疲れ様でした!
セルモ日進西小学校前教室の口コミ一覧です!
生徒、保護者のリアルな声が投稿されていますので、ぜひご一読ください!
ご連絡、ご質問は、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。
頂いた個人情報は、回答以外には利用いたしません。