今日は、GW8日目、みどりの日です。
私が学生の頃は、5月4日は平日でした。
ゴールデンウイークという言葉(映画業界が作った和製英語です)は広まっていましたが、飛び石連休になるケースも多く、あまり、大型連休というイメージは無かったですね。
それが、1985年の祝日法の改正があり、「祝日と祝日に挟まれた平日は国民の休日とする」という、まるでオセロのルールのような法律が制定され、5月4日は、めでたく毎年休日になりました。
ただ、この時は、4月29日の祝日は、昭和天皇の誕生日だったので、天皇誕生日としての祝日でした。
その後、天皇崩御により、天皇誕生日が12月に移動したものの、長く親しまれた4月29日の休日は残すこととなり、最初はみどりの日と名付けられ、その後、昭和の日と改められたタイミングで、5月4日にみどりの日が移り、祝日となりました。
今の生徒たちは、ゴールデンウイークについて、現在の形と、呼び名しか知らないでしょうが、保護者の方々でしたら、昭和の時代の天皇誕生日が名前が変わって残ったことや、5月4日が祝日に挟まれた休日だったことは覚えていると思いますね。
さて、前置きが長くなりましたが、みどりの日の今日ではなく(笑)、憲法記念日の昨日、大須演芸場に初めて行ってきました。
寄席で、落語を聞くのは、東京に単身赴任をしていた時依頼なので、十数年ぶりになります。
残念ながら、有名な落語家さんや、漫才師さんには出会えませんでしたが、若手の落語家さん、講談師さんのお話や、ベテランの漫才師、腹話術師、太神楽(曲芸師)を見ることができました。
本来なら、最後は、その日のトリを務めるのは、ベテランの落語家さんなのですが、祝日の興行なので、トリを務める落語家さんの代わりに、大喜利が行われました。
この、「トリを務める」、とか、「トリを取る」という言葉は、まさしく、寄席から出た言葉です。
紅白歌合戦などで、最後に歌う歌手を紹介するときに「トリを務めるのは~」と使われたり、発表会などで、最後に出てくるグループが「トリを飾るのは~」なんて紹介されたりするので、聞いたことがあると思います。
このトリ、漢字では総取りを意味して「取り」と書くのですが、責任ある演者という意味で寄席の香盤(番組表)では「主任」とも書かれます。
こういった、寄席から出た言葉は、他にも、香盤(番組表)に赤色で名前が書かれたことから「色物(イロモノ)」もそうです。
これは、本来、漫才師や、腹話術師などを指しますが、変わった人っていう意味で「イロモノ扱いされた」なんて言ったりもしますね。
今回は、主任(トリ)がおらず、大喜利が行われました。
笑点でお馴染みのあの大喜利です。
出演者の年長者が司会を行い、若手の落語家が本当にその場で与えられた「お題」でなぞかけ(~とかけて~と解く、その心は・・・っていうやつです)を披露してくれました。
司会のベテランさんが例題と称して、うまく作ってしまうので、若手の皆さんは、かなりハードルが上がって大変そうでしたね。
その中でもうまかったのを2つほどご紹介します。
お題は、「令和」
令和とかけて、出演前の役者と解きます。 そのこころは、
「どちらも、へいせい(平静、平成)ではいられません」
もう一つ、お題は「大須演芸場」
大須演芸場とかけて、上手な朗読と解きます。 そのこころは、
「どちらも、もう一度よんで(呼んで、読んで)ほしい」
うまく最後がまとまって、気持ちよく、大須演芸場を後にできました~
そうそう、大須演芸場には、かけだし時代の明石家さんまさんのサインが残っていることでも知られています。
改修作業の時、落書きのあった楽屋の化粧台の裏側を取り外して、ロビーにガラスに入れて飾るようになりました。
写真中央のシールの矢印の先にこう書いてあります。
「明石家さんま S50・8・中席 今日も客なし 明日は?」
当時、お客さんのいない中で、舞台を務めていたんですね~
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