今日から中間テストの新高１生が、塾に来るなりこう言いました。

「あ～テストこんなに簡単だったら、もっとしっかり覚えておけばよかった～！」

って、おいおい・・・

でも、ある意味、こう考えてしまう気持ちもわからなくありません。

日進西中学校の定期テストは、実力問題が多く、ワークや教科書を一生懸命勉強するという努力をした時間に対して、取れる点数がなかなか比例しないという問題があり、結果、教科書やワークを徹底的に勉強することから逃げてしまうようになってしまいます。

中学の内申点が絶対評価になったことで、本来なら、事前に決めた基準値をどれくらい超えたかで、４や５が決まるはずですが、そもそも、中学では基準値は公開されないですし、中学によってはテストの難易度を上げることで、４や５を取れる点数の生徒の数を減らすようなこともしています。

学校のレベルが高い中学では、こうした「難しい」テストが作られるケースが多く、日進地区の中学は、どこもこうした「難しい」テストが作られる中学だと思っています。

しかし、高校は、そもそも、入試である程度レベルが揃った生徒が集まっているので、そのレベルの生徒たちが、努力したら高得点が取れるようなテストを作っています。

そのため、この生徒のように、中学時代に、自分の実力より難易度の高いテストに挑んできた生徒にとっては、自分の実力にあったテストはとても簡単に感じてしまいます。

とはいえ、中学時代に、テストの難しさを理由に、教科書やワークを徹底的に勉強することから逃げてきた結果、テスト中に、これなんだっけ～～って言う状態になってしまうような覚え方しかできなくなっていたようです。

この生徒も、次回以降は、テストのレベルや、内容がわかったため、テスト勉強のやり方も自ずと変わってくると思っています。

明日以降のテストで、今日のようなセリフが出ないよう、徹底的に覚えることをしてくれたらいいと思います。

明日以降も頑張ってね！

 
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