先日のブログでも紹介しましたが、中1の数学で、おうぎ形の面積や弧の長さに苦労する生徒が多いですね。
中心角がわかっているおうぎ形の面積が求められるようになると、次は、弧の長さがわかっているおうぎ形の中心角や面積を求める問題が出てきます。
ここで、役に立つ考えが、右の図です。
中心角、面積、円周それぞれで、おうぎ形と円の大きさの比を分数で表すと全部同じになることを表しています。
いつもは私が乱暴に書いた絵を使うのですが、中1に絵の上手な生徒がいるので綺麗にノートに書いてもらいました。
他の生徒に見せて、求め方を説明してあげると、みんなスッと出来るようになりましたね。
この時期、公式には面積S、長さl、半径r、中心角aなど、記号が一気に増えて、公式を覚えられないという生徒が多いです。
でも、上記の絵のように、正しい概念がちゃんと理解できれば、公式なんて覚える必要はないんですけどね。
プロフィール
西尾 信章(Nobuaki Nishio)
個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長
愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。
趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当
他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き
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地域情報誌Sun+Go Clubに掲載している
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