今日は、第2回の入試対策講座を実施しました。
午前中にプログラミング教室を実施したため、午後から夜にかけての開催です。
昨日届いた新しい、iPhone 11 Pro Max の超広角レンズだと、ここまで広く教室が写せるようになりました(笑)
数学では、中間テストの勉強を兼ねて、計算問題、特にルートの計算と、二次方程式の解法について中心に問題を解きながら確認していきます。
テキストは、昨年から導入した、「計算対策」と、今年から全員に配っている「愛知の数学」の2種類。
計算対策で、ありがちな計算ミスをあぶり出し、自分がどんな種類のミスをするのかを認識してもらい。愛知の数学で、過去問に近い形式の問題を多く解いてもらいます
英語は、「現在完了形」と「不定詞の特別用法」がテスト範囲なので、この2点について今日は解説を行い、演習で確認してもらいました。
そして、国語では、論説文の読解について解説を。
前回、リーディングスキルテストを行ってみて、教科書や文章が読めていないと思いましたが、もう少し深く分析してみると、読めないというより、自分と違う意見、考え方、まとめ方の文章を受け入れていないように思えました。
国語の論説文では、筆者の意見がどうかを問われます。
決して読んでいる「あなた」の意見ではありません。
しかし、自分の思いと違うことが書かれていると、なかなか素直に読み取ることができないようです。
そこで今日は、非常に簡単に書かれたあまり内容の無い論説文を読んでもらい、少ない文章の中で、何を伝えようとしているかを読み取ってもらうトレーニングからはじめ、最後には、個々に、簡単な文章を書いてもらい論説文がどういった流れで書かれているかを体験してもらいました。
自分が伝えようとしてみて、初めて人の意見も読み取ることができると思ったからです。
この試みはうまくいきましたね。
まずは、自分の意見は横においておいて、筆者が何を言おうとしているかを丁寧に聞いてあげるようにしたいですね。
理科は、イオンと、生殖が範囲だったので、こちらを復習。
こちらは、夏休みにしっかり復習がしてあったのか、意外にできていて安心でした。
社会の地理の問題では、入試によくある、資料を使った問題の解説です。
資料活用の問題は、読み取れるようになると、こんなに簡単な問題はありません。
なにしろ、問題(資料)の中に答えが書いてあるようなものですからね。
ただ、それを読み取れるようにするためには、ベースに広く浅い知識が必要となります。
今日は、その知識の必要性と、ある一定の知識があれば、あとは、表を読めば答えが書いてあるんだということを時間してもらうために、実際に問題を解きながらこうやって知識を使っていくんだよ、そのために必要な知識は、こういったものだよと、伝えていきます。
社会が暗記科目だと思って、一生懸命暗記しようと思っても、なかなか覚えられません。
それより、地理であれば、その地方の様子を思い浮かべながら、特徴をや特産物などと一緒に紐付けて覚えていくと、意外にすんなり覚えられたりします。
そういった知識を、何度も使う問題を解くことで、脳は、この情報は大切な情報だから忘れないようにしようとおもって、しっかり長期記憶のエリアに格納してくれるようになります。
そう知れば一安心ですね。
これも、入試に向けた記憶のテクニックの一つです。
土曜日に行う入試対策講座は、こうした当日点を1点でも多く取るためのテクニックを中心に、入試以外にも使える勉強法なども合わせて学んでもらっています。
当日点を1点でも多く取るために、これからもしっかり頑張っていきましょう!
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