iPhone 11 Pro Max に機種変して数日、いろいろな人に、何がどう変わったの?とよく聞かれます。
一つは、3つ目になり、超広角レンズが追加されたことによる、超ワイド撮影が可能になったことですね。
これは、以前も、同じ位置で移した写真で、教室内が広く取れるようになったのをお伝えしました。
iPhone 11 Pro Max の通常レンズで撮影した教室の画角
同じ位置で撮影した、iPhone 11 Pro Max の超広角レンズで撮影した、教室の画角
同じ位置で撮影しているのに、これだけ、教室内を広く撮影することができるようになりました。
いままで、教室内の撮影をするときは、ギリギリまで下がって取らないと、全体を写すことができなかったのですが、これからは、楽に撮影できるようになりましたね。
ただ、画角が広がっただけだと、あんまり変わらないなと思っていましたが、実は、暗がりで撮影できる「ナイトモード」が凄いと聞いて、試してみたところ、驚きの結果に!
この写真、夜中の月明かりで撮影したものです。
ナイトモードになると、iPhone は勝手に長時間露光撮影をする必要があると判断して、シャッターを3秒とか、最大10秒まで開けられるようになります。
通常、こうした長時間露光撮影は、三脚を使わないとブレブレの写真になるのですが、ご覧頂いた写真のように、手持ちでとっても、ブレずに取れています。
これは、iPhone のソフトウエアで、手ブレ分を自動補正してくれているんだそうです。
ただ、このままだと、写真が明るすぎて、夜の雰囲気が出ないので、iPhone 上の編集機能で、露出や、明るさなどを調整してみたら、人の目で見てるのに近い感じの写真になりました。
夜中に東の空に上がった、西の空に見える三日月とは逆の三日月がよくわかりますね。
この夜中~明け方に東の空に見え、朝日とともに見えなくなる半月は、西の空に沈む時、弓の弦を下にして沈むので、「下弦の月」と呼ばれています。
逆に、夕方南の空に見えて、夜中に西の空に沈む半月は、弦を上にして沈むので「上弦の月」ですね。
写真に写っているのは、下弦の月が更に細くなり逆の三日月になっています。
朔が進んで、もう少し細くなると、三日月の逆で、二十六夜の月などというようです。
江戸時代には、夏の二十六夜(大体月の出が夜中2時頃)をお祭り騒ぎしながら待つ「二十六夜待ち」なんて風習もあったようです。
小中学生が理科で月の満ち欠けについて習いますが、三日月を逆向き(cの形)に書いてしまう生徒がいます。
そんな生徒には、この形の月は、二十六夜の月(三日月の逆向き)といって夜中2~3時以降明け方までの東の空でしか見れないから、多分見たことないと思うよ。と教えてあげます。
そして、月の横には、冬の星座の代名詞、「オリオン座」が登ってきていました!
こちらも、ナイトモードで撮影したものを人の目で見える感じにまで露出を調整したものです。
中央にくっきりと3つ星と、左上に赤いベテルギウスが、右下には、リゲルが写っています。
残念ながら手持ちで10秒という長時間露光撮影を行ったので、光の線になってしまってますが、それでも、スマホのカメラで、こうやって星空が撮影できるようになったのには驚きました!
今度は、満月を最大ズームにして撮影してみようかなと思います。
どこまできれいに撮れるか、楽しみです!
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